塾長あいさつ

 

教育に携わって40年近くになろうとしています。その間、

ーどうすれば一人ひとりを大切にした、一人ひとりの能力を伸ばす教育ができるのかー

をずっと考え続けてきました。

そして、ようやく最近私なりの結論めいたものが見えてきました。

それは・・・

①5科目(国社数理英)の指導は1対1の個別指導が基本

②学習したことを習熟するために、自学の質を高め、量を増やすことが必要不可欠

③塾の使命は、学校で学びきれなかったこと、自学で解決しなかったことのフォロー

という、3点に集約されます。

どれも当然だと思われるでしょうが・・・

①について

私は、集団授業も含め、1対2や1対多の個別指導など、様々な形態で指導してきましたが、1対何人であろうと1対1に勝る個別指導はありません。常にひとり一人にベストマッチな授業をするのならば、1対1の個別指導しかないと思っています。

②について

このことについては「自学評価について」のページに書きましたが、「自学評価システム」を構築することで成果が出ていると自負しています。

③について

あくまでも教育の主体は生徒であって教師ではありません。であるならば、徹底的に生徒の立場に立った教育環境でなければならないと思っています。学校で学びきれなかったことや自学で解決しなかったことを、学び解決するために塾に来ているのですから、そのことを学び解決したならば、その時点で塾の役目は終わりです。

「必要な時に必要なことを必要なだけ、オファーした講師の授業を受けることができる」とは、どこまでも生徒の立場に立った塾のあるべき姿だと思っています。

 

最後に、塾名「トップトライ!(TopTry!)」の名前の由来についてお話しようと思います。

40年前私がまだ大学生だったころ、サイクリングで乗鞍岳(3026m)に登ったときのことです。2000mを超えたあたりで急に視界が開け鮮やかな山頂が迫力をもって見えました。そのときの感動を写真に収めていたのですが、数年後に学校の文化祭の時に教師の作品の展示コーナーがあり、その写真を展示していただいたのです。そのとき、その写真につけた名前が「TopTry!」です。

目の前に高々とした迫力ある山とくねくねと曲がった急坂を目にした時、一瞬、本当に登り切れるだろうか・・・とひるみかけましたが、ゆっくりではありましたが、ひとこぎひとこぎ確実に進め、自転車を降りて押すこともなく登りきることができました。

「TopTry!」この言葉を聞くと私は今でもその時のことを昨日のことのように思い出し、わくわくするのです。そして、私のこれまでの人生に自信を与えてくれています。

人は生まれた時から能力や才能に差があり違いがあります。だから人それぞれ違う目標があっていいのです。人はそれぞれの人生という山を登っていくのですが、途中はいばらの道もあれば、さわやかな山風に吹かれて心や体を休める時もあるでしょう。でも、目標にむけてここは踏ん張らなければならないときもきっとあります。

そのとき、目の前の自分の頂上「Top」に「Try!」(なにくそ、やってやるぞ!)との気持ちをもってほしい!・・・そんな願いをこめて「TopTry!」と名付けました。

 

とりとめもなく、お説教じみた話になってしまいましたが、どうか一人でも多くの方にTopTry! で、ベストマッチ授業を受けていただき、目標に向けて確実な一歩を踏み出していただきたいと願っています。あなたのTopTry! を全力でフォローします。

1対1個別指導のトップトライ!

塾長 三笠新一